2011-07-23

キセル乗車チェックを受ける

我家では移動にバスを頻繁に利用します。
先日、初めて車内でキセルと無賃乗車のチェックを受けました。

それも納得です。
たびたび乗車時に混雑すると、ここぞとばかりにお金の支払いやカードの読み取り無しに乗車するおじさんやおばさんを見かけます。
はい、ココ罰金大国シンガポールで大した度胸です。

一般にシンガポールのバスや電車(MRT等)の乗車には
「ez-link Card」と呼ばれるICカードを利用します。
使い方はJRで使われるsuicaをイメージしてもらうと良いと思います。
乗車時にカード読み取り機に「ez-link Card」を読み取らせます。
そうすると、一般用と学生用等のカードの違いで、音がなり、読み取り成功が認識でき、
その後乗車となります。

しかし、無賃乗車やキセルをやっちゃう人がいるんです。
なので、取り締まりがあるのです。

突然、検査員が乗車して来て、乗客全員に「ez-link Card」の提示を要求します。
カードをハンディー機器に載せ、読み取り履歴を確認し、
キセル・無賃乗車していないかをチェックします。

キセルしている事がばれると罰金が課せられます。

未払いや過少支払いがばれると SG$20(2008年情報)。
罰金の他にも名前も住所等の個人情報も効き取られます。
もし、名前等を答えなければ、答えるまで解放してもらえません。
罰金も14日以内に支払いしなくてはいけないようですが、
支払わない場合は一気にSG$1,000にアップ。
その後も支払いをしない場合は、
罰金SG$2,000へアップ、或いは、6ヶ月以内の刑務所入り。

シンガポールは甘くはありません。
「もうしませんから許して下さい。」は通じないでしょう。
以前、バスか電車に乗車中に飴をなめていたら罰金が課せられたというニュースを聞いた事があります。

そう言えば、検査員に「何の目的の為にカードをチェックしているの?」と聞いてみたら、
「安全の為です」と答えられた。
・・・適当に答えられた(想定内です)。

byお父さん