2011-04-12

震災から一ヶ月

仙台空港が明日から民間機の飛行が開始されます。
当初は秋以降の再開が見込まれていたのですが、すばらしい。
自衛隊はもちろん世界からの救援部隊、関係企業の協力があってここまで来たのでしょう。
本当に感謝します。
全ての施設が戻るまでは、まだ時間が掛かりそうですが、宮城県の復興には空港が必至だったので、本当に嬉しいニュースです。


昨日は地元の小中学校でも入学式がありました。
でも中学校では校舎が使える状態ではなく、体育館と武道館で学年合同の授業が行われるそう。
まったく想像がつきません。
まだまだ子供たちにも大きな爪痕を残しています。


宮城県が震災復興基本方針の素案を昨日発表しました。
基本理念は『壊滅的被害から復興モデルを構築する』。
素案によると
最初の3年(2013年まで)を復旧期
次の4年(2017年まで)を再生期
最後の3年(2020年まで)を発展期
10年後の再生期までに震災前の姿に戻すという案!
先が見えていなかった県民も目標を掲げてもらうと、少しでも勇気をもらえたと思います。
一日でも早い復興を願います。


しかしながら、たびたび起こる余震にとてもビクついてしまいます。
また津波が来たら、、ライフラインはどうなのとか。
そして相も変わらず毎日流れる原発のニュース。
今朝のCNNのニュースでは、事故のあった原発の近くの町で、津波に流されたと思われる放置されたままのご遺体が映っていました。
本当に悲し過ぎて、国を疑ってしまった。
汚染された水を海に流して、規定内だから大丈夫とうたっている日本。
海外からの非難を気付いているのでしょうが知らん顔なのでしょう。
これでは他国から突き放されるのも時間の問題では…と思ってしまう。
国内からの非難も出て、二転三転する対処法。
なんの為に国民の代表になったのでしょう。
国民の声も聞いてくれず、ひた隠しにしている人たち。
あの美しい日本をこの先どうして行こうと思っているのでしょう。
これから日本を担っていく子供の未来を悲しいものにさせない為に、希望と勇気を掻き立てれるように国を動かせる立場の人たちに最善の策を透明な策をお願いしたいです。


先日発表したインドの外務次官は、日本からインドへの食品輸入禁止について、『インド政府はまだ決定を下していない』とする声明を発表しましたね。
はっ??さすがインド…首相からして『私は分からない…』。
でも日本にとっては良いニュースでした。


一か月前のあの日から境に、それぞれの世界や意識が変わりました。
あらためて地震や津波で命を無くされた方のご冥福をお祈り致します。
原発近辺の方々や内陸と沿岸地域での復興の速度の違いをとても感じますが、被災地の方々の一日でも早い復興をお祈り致します。
byママ