2011-01-19

③サッカースクールトーナメントin Bangkok 27th and 28th of Nov 2010

11月29日
いよいよツアーの始まり。
早めの朝食を取り、出発。
空は快晴、途中のベンジャシリ公園(Benjasiri Park)では、早朝からヨガや太極拳、散歩している人などで賑わっている。
その公園の隣にあるインペリアル クイーンズパークホテルがツアー集合場所。
泊まっているホテルから10分ほど歩きました。
いくつかのピックアップのホテルをまわり、いざ観光へ。
午前中はバンコク寺院巡りツアーです。(ワットとは『お寺』の事だそうです)
+ワット・アルン(暁の寺院)
+ワット・ポー(涅槃仏寺)
+ワット・プラケオと王宮


まずはワット・アルンへ向かいます。
王宮の前から船で行きます。
バスを下りると露店のお土産屋さんが近づきますが、ガイドさんから言われたように無視…します。
そして船着場到着。
何気に桟橋が古く隙間が空いていたり少し怖かったですが、事なく乗船。
開放感ある船ですね。何気に揺れます。


チャオプラヤ川沿いにそびえたつ高さ79メートルの大仏塔が見ます。
ワット・アルンのあるトンブリー地区は、バンコクに王都が移されるまでのタイの首都として栄えました。
当時のタクシン王は、アユタヤをビルマ軍から奪還し、1770年代終わりにはほぼタイ全土を制圧、権威を誇りました。
しかし晩年は精神に異常をきたし、1782年のクーデター時にわずか1代15年の短命王朝が崩れ落ちました。
そして次いでタークシン王のもとで数々の武勲をたてたチャクリ将軍です。
王位に就くと自らラーマ1世と名乗り、新しい王都を現在の王宮のあるバンコクに遷都しました。
この王朝は現在でも続いており、歴代の王はラマの称号で呼ばれています。現国王は第9代目。

ワット・アルン
カラフルなガラスや中国陶器の小片がはめこまれていてキラキラとしてキレイ。
大仏塔の上には、3つの頭をもつ象神と上に乗ったインドラ神。

ワットアルンは別名を『暁の寺』と言われています。
朝日に照らされ輝いたり、夕焼けをバックにしたシルエットが素晴しかったり、いろいろな魅力を見せてくれるそうです。
その時代、お寺を作るお金がなかったので、陶器を砕いて張り付けたそうです。

そして塔を支えるのは『ラーマキエン」という物語に出てくる、鬼や猿。
口を閉じているのが鬼。開いているのだ猿。

ワットアルンは上まで登れます!
しかし階段が急ーーかなり急勾配。
手すりに捕まりながらなんとか登った感じ。

しっかりと手すりを握りしめながらグングンと上ります。
上へあがるとても眺めが良く360℃のパノラマ。
バンコク中心街が見えました。

ワット・アルンの大仏塔。
途中まで登れますが、ここまで来て正解☆
素晴らしい眺望で360度バンコクを拝めます。
チャオプラヤー川の対岸には、ワット・ポー(涅槃仏寺)や王宮が見える。
見事、バンコクを代表する風景で改めてブッタの国にいる事を感じる。
暑くなった身体に風も心地よく爽やか。
…しかし上って来たは良いが、下りが怖いっ。
景色を見ると余計に足が竦むので気にせずただただ階段を見つめて下りました。
一段一段、ゆっくり手すりをしっかり握って。
登りたい方はヒールがないものでチャレンジを!


そしてまた船で戻り、次はワット・ポー(涅槃仏寺)へ。
ここはバンコク最古で、しかもタイのなかで最大級の寺院です。
179年前にラマ3世が建立。
本堂に入ると、いらっしゃいました全長46メートル、高さ15メートルの巨大な黄金の仏像。
なんとも優しい柔らかなお顔。

なんだかありがたく、手を自然と合わせたくなります。
足の裏の仏教の世界観108つを示した図もしっかり観て来ました。
立派な『偏平足』な足裏。
これはどこの地にも余すことなく密着できる足だそう。なるほど。

なんと貝殻を細かく刻んで埋め込んむことによって描かれています。
それにしてもー大きい。
涅槃仏が大きいですから、天井も高くて、その壁面や天井はぎっしり絵が描かれています。
後ろ姿もどうぞ。


ここには歴代の国王ラマ1世~4世までの仏舎利(納骨されているところ)があります。
仏舎利の色はそれぞれの国王の誕生日カラーだそう。
緑の仏塔がラマ1世(水曜日)
白い仏塔がラマ2世(月曜日)
オレンジ仏塔がラマ3世(木曜日)
青い仏塔がラマ4世(金曜日)
…ガイドさんがツアー中クイズのように『水曜日は何色?じゃー月曜日は?』見たいな感じでずっと言っていました!
ちなみにここはタイのマッサージの総本山としても知られているみたいです。
なぜここと思ったら、ラマ3世はワット・ポーを学問修行の施設として建てられ、そのひとつの医学がタイ式マッサージへ発展したとのことです。
ここがのちにタイ初めてので大学になったようです。
日本からもマッサージスクールの生徒が学びに来ているそう。
バンコクの小学校は至る所で寺院に併設されているそうです。
もちろんワット・ポーの敷地にもお堂脇に立つ小学校があるそうです。
つくづく仏教と学問が結びついているのを感じました。
つづく
byママ