2011-01-27

歴史の授業で考えさせられる

息子は授業で戦争の授業を受けている。
第二次世界大戦。
1942年(昭和17年)2月15日ついにシンガポールは落ち、日本軍まさにシンガポールを我が物顔で占領していた。
そのシンガポールで日本軍による華僑虐殺事件が起きた。
おそらくそれを知って大変驚いたことでしょう。
全く知らなかった過去の日本に出会ってしまった訳です。
その犠牲者の数は、日本では約5000人とされていますがここでは約4~5万人と言う説もあり具体的な人数は不明です。


クラスメイトには『なんでそんなことをしたんだ』『日本人はひどい』などなど非難轟々受けているよう。
でも過去の事はしっかりと受け止め、今があるのは過去に卑劣な戦争があったから、世界平和が世界に掲げられ、日本は平和主義という意識が生まれたはず。
歴史を学べば、今動いている目の前の事、未来の事すべて考えられるようになるのかもしれません。
日本から離れ、日本を客観的に見ていろいろな世界の状況に関心を持ってくれたらと思います。


そして先生。
『第3次世界大戦はある!』と話したと言う。
その対戦、韓国VS北朝鮮
こんなこと授業で話す事なのか??
シンガポールは徴兵制において兵役は国民の義務と定めているので、こんな発言が出るのかもしれません。
おおよそ18歳で男子は徴兵されて2年間訓練を受けます。
その間学校は休学、仕事は休職。
そして義務兵役を終えた後も13年間は1年に1度2~3週間程度の訓練を受けなければならないそう。
日本とは全く違う環境だからなのでしょうか。


イギリスや日本に支配されていた過去を持つシンガポール。
今はアジアの中でもものすごい勢いで成長しました。
軍事に限らず経済、文化、安全保障のあらゆる面で努力しているシンガポールは見習うべきところがたくさんあると思います。
息子はみんなから戦争で日本がしていたことについて、いろいろな意見を求められるようですがどんな話をしているのでしょうか。
まだまだ過去、現在、未来を見るのは難しいでしょうが頑張れ息子!
byママ